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<<   作成日時 : 2010/07/22 14:36   >>

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F2戦闘機を追加調達 FX選定難航で防衛省検討 

中国脅威に防空を穴埋

2010.7.19 00:52

 次期主力戦闘機(FX)の機種選定の遅れを受け、
防衛省がF2戦闘機の追加調達を検討していることが18日、分かった。

中国が航空戦力を近代化させていることを踏まえ、
防空体制に空白が生じるのを防ぐ狙いがある。

平成23年度に終了予定だったF2の生産が途絶えれば、
戦闘機の生産・技術基盤が失われるとの防衛産業の懸念もくむ措置でもある。


 FXは老朽化した航空自衛隊のF4の後継機で、約50機を導入する。

防衛省がF2の追加調達の検討に入ったのは、
FXの選定の遅れに加えF4の退役も数年後に迫っているなかで、
防空に穴を空けないための「次善の策」といえる。

調達数は20機程度を想定。決定すれば23年度予算案の概算要求に盛り込む。

 FXの機種選定は平成18年に本格化し、
防衛省は当初、米空軍の戦闘機F22ラプターを本命視した。

F22は第5世代機と呼ばれる最新鋭で、
レーダーに捕捉されにくいステルス性の高さが特長だ。

だが米国はF22の輸出を認めず、
昨年4月には調達中止も発表し機種選定は振り出しに戻った。


 現在の候補は米英などが共同開発中のF35ライトニング2、
米国のFA18E/F、欧州共同開発のユーロファイターの3機種。

防衛省はF35を有力視するが、開発・運用試験の段階で、
量産は早くても28年ごろからと見積もられている。


 追加調達の検討を迫られているのは、中国の航空戦力の増強も影響している。

中国はSu27やJ10などの導入・生産を進め、F2と同じ第4世代機の保有数は約350機。

約140機ある在日米空軍機でカバーするものの、
F2にF15を加えた空自の第4世代機は約290機しかなく、水をあけられている。

中国は第5世代機も31年ごろに運用を始めるとの分析がある。


 現行計画では、F2は23年度に最終機の生産が終わる。

戦後、戦闘機の国内生産を再開して以降、初めて途絶えることになる。

F35のライセンス生産の見通しも立たず、
防衛産業側には「F2の生産を継続しなければ、
生産ラインの維持と技術者の確保は困難だ」(大手メーカー幹部)との危機感が強い。


 ただ、F2は本来、地上や海上の目標を攻撃する支援戦闘機。

レーダーなどの性能の差から、敵の航空機を迎え撃つ迎撃戦闘機のF15に比べて
防空能力は劣るとされるが、
「データ通信システムで対処力を向上できる」(防衛省幹部)との指摘もある。

YouTube - 航空自衛隊 F-2A-B
http://www.youtube.com/watch?v=IbZwGw0o7_s


主要戦闘機等の保有数

戦闘機

F-15J/DJ   202機(単座型157機/複座型45機)
F-4EJ改     90機
F-2A/B      90機(単座型56機/複座型34機)

偵察機

RF-4E/EJ   17機 (12機/5機)



防衛省では、制服組の助言を理解することなく、
官僚がシビリアンコントロールを誤解して、真剣に対処しなかった結果、
中共空軍にも、遅れをとる始末になってしまった。

戦いは先手必勝である。

民主党政権下でも外交と国防はブレてはならない。

次期主力戦闘機の選定遅れで、F2戦闘機の追加発注とは、真にお粗末。


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