「小選挙区・政党交付金」の小沢の真の目論みは「中央集権&一党独裁」


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政党交付金も小選挙区も小沢が造った
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         山堂コラム 313

脱藩する竜馬もどきが次々出始めて、
自民党は「竜馬の糞の川流れ状態」になっとるがや。

保守本流掲げる旧・宏池会の残党少し残(のこ)いて、
どーいても消滅する運命にあるがぜよ・・・

小沢が細川政権を神輿(ミコシ)に担いで成立させた「小選挙区制」―

――その時限爆弾のセットが動き始めたということ。

あの時の自民党総裁は河野洋平。

いまの谷垣よりお人好しでアホやったなあ。

日本の命運極まれる壬申の乱。もとい、小沢の選挙制度改変。

新自クからの出戻りとは言え洋平、野党第一党の自民党総裁。

それが賛成に回っちまった。

いかにつらい権八でも、
野党は政府与党案には断固反対せにゃならぬ。

それこそ2大政党制の要諦なり。

それが分かっていなかった、相南ボーイの青大将。

2世議員、人だけは好い。

小沢・小選挙区政党交付金。

殺し文句は「2大政党交代による政権運営」&「カネのかからぬ選挙」
―――である。

新聞・TVも洋平上回るアホやから、
みーんな小沢の「毛鉤り」に引っ掛かった。

ナベ○ネの前の新聞協会のドン。

選挙改革提灯(ちょうちん)記事、書いてちやうの根回しで、
各社幹部のところヨソヨソと回ったべ。

TVは言わずもがな、
2K・3K・竹橋も、ついには築地のASAまで、
記者や論説みな右向いて、「小選挙区!小選挙区!」の記事一色。

なーんちゅうマスコミのあほらしさ。

この国に、2大政党定着し、それが有権者の意向反映しつつ政権交代

切磋琢磨。善政施す・・・と、まあそこまでの理屈ならまだ分かる。

問題はその2大政党制の実現が、なぜ「小選挙区」と結びつくのかや。

いまだに「小選挙区・2大政党制不可分」などと、宣(のた)まう
懲りない評論家。

「共産国家にすると貧乏人いなくなる」とゴマ摺る
コミンテルン学者といい勝負。

その程度の知能指数。

現実の政治、その深くて暗い淵の底。

理屈と実際は全く別。

越山やマル金の子分だった小沢の目論み。

学者論文や大新聞の論説で太刀打ちできると思う心のあさはかさ。

「小選挙区・政党交付金」の小沢の真の目論みは
「中央集権&一党独裁」。

それ以上でも以下でもなし。

「カネと数」一点張りの祝詞・曼荼羅・マニフェスト。

それが去年の衆院選の結果よりこのかた、着々と日の目を見始めた。

さあ、お立会い正念橋。

政権取ればカネとヒト。

ハトだろうがカンだろが、政府なんぞは飾り物。

選挙とカネを牛耳って、財界・労組に医師会・農協。

会議所・地方団体・郵貯にサラ金。

芸能界にヤクザに民団。

競輪・競馬・パチンコ屋、チャンの餃子の中華街まで。

選挙で民主に協力しない団体は、ばっさばっさと補助金切って、

仕分けで野党兵糧攻め。

かつてはオザワといい勝負。

京都園部は瑠璃渓の、胴元張ったる大親分。

それが土地改良の小番頭、野中の一軒家に落魄れて、
民主の幹事長室に泣き入れる。

それでも許さぬイチなれば、京丹米ことしは大不作。

永田町では官邸の、伝書鳩は迷走し、
沖縄どこにあるのかも、分からぬ方向感覚ゼロの鳩。

焼き鳥にしても食えぬトリ。

産廃粗大ゴミに出すことは、今や時間の問題よ。

海部も羽田も細川も、軽くてパーの神輿など、これまでいくつも捨ててきた。

今度は許永中・ドン亀と組んでの郵政票。

郵便貯金170兆。がっぽり2人で山分けし、逓信票の30万。

これもみんないただいて、オザワ帝国万々歳。

(了)


わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 1879号

より転載です。








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