ジェネリック薬品の恩恵は調剤する側にメリットはあるが患者には無い


医療行政は業界の為、国民の為?
 



この4月に薬価改正が施行されて
患者に診療明細書(レセプト)の開示が義務付けられた。

その中で、「後発医薬品調剤体制加算」と言うのを知った。


従来からあったのか、新たに加えられたの知れないが

何とも理解に苦しむ算定がなされている。



・薬の先発、後発(ゾロ)によって薬価が違うのだが、

後発薬品(ゾロ)に後発医薬品調剤体制加算がつくのは何故か。


加算点は 6点=60円

加算のつく理由が解らない。



・個々の例を上げると、先発の薬(A)後発(ゾロ)の薬(B)薬が単品の場合


 1)先発の薬(A)の場合

  A 基準調剤加算10点

   A のみ



 2)後発(ゾロ)の薬(B) 後発医薬品調剤体制加算は6点 

  先発Aが14点で、後発の薬(B)7点の場合

  先発の薬(A)と比べると

  薬価差7点あるが、加算点6点加わるので1点患者負担が軽減される。


 が、Aの基準調剤加算10点+6点で実際は患者負担増となる



 3)後発(ゾロ)の薬(B)後発医薬品調剤体制加算は6点

  先発Aが12点で、後発の薬(B)6点の場合

  薬価差6点あるが、加算点6点加わるので

  患者負担は±0。


 が、Aの基準調剤加算10点+6点で実際は患者負担増となる



 4)後発(ゾロ)の薬(B) 後発医薬品調剤体制加算は6点

  先発Aが10点で、後発の薬(B)5点の場合

  薬価差5点あるが、加算点6点加わるので

  先発の薬(A)と比べると1点患者負担増となる。


 が更に、Aの基準調剤加算10点+6点で実際は患者負担増となる



 薬が複数の場合はどうか。

 1)先発の薬A 2剤の場合 基準調剤加算10点

  A のみだから

   A 基準調剤加算10点


 2)先発の薬とA後発(ゾロ)の薬(B)場合

  A 基準調剤加算10点と基準調剤加算10点=16点


  となり6点患者負担増となるが、
Aの基準調剤加算10点+6点で実際は患者負担増となる



以上の事から訳の解らない加算が生じて、

かくしてジェネリック薬品の恩恵は調剤する側にメリットはあるが患者には無い

(匿名希望)


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わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 1990号

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